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VoiceOver で iPhone、iPad 入門 [アクセシビリティ]

VoiceOver は iPhone や iPad、iPad mini、iPod Touch に標準装備されている読み上げ機能で、通常はオフになっていますが、オンにすればすぐに使えます。日本語にも対応しています。
ただ、タッチ操作のゼスチャーを身につけるのに多少練習は必要かなと思います。
今週、私は自分の iPhone をようやく iOS8.2にアップデートしました。これまでより動作が安定しているように感じられます。
このブログでも iOS 8についての情報も少しずつ紹介していけたらと思っています。
PC にインストールしてあった iTunes も新しいバージョンにしました。これには20分ほどかかったように思います。スクリーンリーダー NVDA だと進行状況がわかるので、いいですね。

私は「見えなくても使える iPhone ボイスオーバーでの操作解説(iOS 7編)」という資料がけっこう気に入っています。
 http://www.iccb.jp/salon/ref/
これは、日本ライトハウス情報文化センターの情報機器関係資料の一つです。
この資料については「Voice of i -- 見なくたって使える iPhone(ブログ編) iOS 7のボイスオーバー・ジェスチャー解説」もあります。ブログ編には番外編も追加されています。
 http://voicei-ios7.seesaa.net/article/398457524.html
また、CYPAC Accessibility Lab の VoiceOverについての解説も分かりやすいと思います。
 http://www.cypac.co.jp/CYPACaccessibilitylab/pg160.html
VoiceOver 解説 iOS7用-1基本 | 快技庵:高橋のページもおすすめです。
 http://www.kaigian.co.jp/taka/vo/index.html
Apple Accessibility メーリングリストの過去ログも参考になります。
 http://ml.nvsupport.org/mailman/listinfo/aa

一方、2013年3月の『点字毎日』には、「見えなくても使える iPhone」を書かれた品川博之さんによる「iPhone のある生活」という記事が2回にわたって連載されていました。
『点字毎日』第4633号(2013年3月24日発行)に掲載された「iPhone のある生活(上)」では、iPhone のカメラの利用について紹介されていました。OCRアプリで文字を読み取ったり、周囲のものを写して、どんな物体があるかとか、何色なのかとか、確かめたりできるようです。
『点字毎日』第4634号(2013年3月31日発行)に掲載された「iPhone のある生活(下)」では、iPhone に内蔵されている GPS に関連したアプリの使い勝手について触れられています。さまざまなアプリがあり、目的地までの距離や道順、周辺にある施設の情報などが分かるそうです。
続いて『点字毎日』第4635号(2013年4月7日発行)の「岡田弥の ITコラム (16)」でも、iPad のタッチ操作について詳しく紹介されています。岡田弥(おかだ あまね)さんは日本ライトハウスの職員の方です。
『点字毎日』第4664号(2013年11月3日発行)に掲載された岡田弥さんによる ITコラム(23)は、iPhone5 や iOS7についての内容でした。
今はスマートフォンの選択肢も増えてきましたから、自分の使いたい機能がついているかどうか注意深く調べてから決めたほうがよさそうです。
『点字毎日』第4666号(2013年11月17日発行)には、品川博之さんによる寄稿「秋からのiPhone 飽きたなら新iOS7でどう変わる?」が掲載されていました。この記事の中で iOS7の新機能がいくつか紹介されていました。特にマップアプリの徒歩ナビゲーションはおもしろそうです。私ももっと活用してみたいと思いました。
Bluetooth 接続できるテンキー型のキーボードは、私も名刺大のものを使っています。小さくて持ち歩くのにもいいですよ。
『点字毎日』第4714号(2014年11月2日発行)に「岡田弥の ITコラム(35) iOS 8 登場」が掲載されました。
日本ライトハウスの岡田弥(おかだ あまね)さんが、iPad Air と iPad Retinaディスプレイモデルに iOS 8.0.2を入れて使ってみられた感想が書かれていました。
iOS 8で「アクセシビリティ」に追加された「スピーチ」や「グレイスケール」の機能についても紹介されていました。
「スピーチ」では、合成音声で画面の読み上げができます。VoiceOver とは別の機能ですから、VoiceOver のジェスチャーを知らなくても気軽に使えそうですね。
「グレイスケール」は画面を白黒表示にする機能です。
『点字毎日』第4687号(2014年4月20日発行)の「ものづくりの現場から」では、「ボイス オブ デイジー」というアプリについて詳しく紹介されていて読みごたえがありました。
2015年3月1日発行の「点字毎日」第4730号に掲載された「岡田弥のITコラム」で「Panasonic Media Access」について紹介されていました。 放送中のテレビ番組や録画した番組をスマートフォン・タブレットで外出先からも見られるアプリです。 このアプリはAndroid版もあるようです。
パナソニックのブルーレイディスクレコーダー「ディーガ」をLAN接続する手順とか、スマートフォンのテザリング機能で使える点とか、参考になりました。
詳しくは以下の記事をお読みいただければと思います。
ディーガの録画番組を外出先から視聴できる「Panasonic Media Access」: Voice of i -- iPhone や iPad を音声読み上げで使ってみれば
 http://voicei.seesaa.net/article/414889333.html
以下のサイトや記事も参考になります。


タグ:VoiceOver
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清沢友加

先日、知人の iPod touch と外付けキーボードを Bluetooth 接続でペアリングしました。
LOGICOOL ワイヤレス ソーラーキーボード k760 は、VoiceOver の操作に対応しています。
屋内の微光やランプの光でも充電できるそうです。

by 清沢友加 (2013-07-24 21:17) 

清沢友加

船舶用のナビゲーションシステム「NavNet」と音声モニタリングアプリ「Sail Sound」について、『点字毎日』第4645号(2013年6月23日発行)の「もの作りの現場から(59)」で詳しく紹介されていました。
「Sail Sound」は iOsアプリで、VoiceOver によって船首方位や風向、風速などを合成音声で読み上げます。ブラインドセーリング プロジェクトのために作られました。試行錯誤しながら開発が進められていった経緯は読んでいておもしろかったです。

by 清沢友加 (2013-07-27 23:13) 

清沢友加

iPhone や iPad などを操作するための名刺大の外付けキーボードで日本テレソフトの「RiVO(リボ)」というものがあります。
公式ページ http://www.nippontelesoft.com/menu/etc_001.html
重量は35グラムです。メーカー希望小売価格は13,650円だそうです。
RiVO のキー操作で電話を受けたり切ったり、音楽などのボリュームを調節したりもできるらしいです。

by 清沢友加 (2013-07-31 17:03) 

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