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期待以上の初回 [日記]

数日前、NHKのテレビ番組で、子どもたちや若い人たちの言語能力と論理的に考える力が低下しているという問題を取り上げていた。
私も、福祉系の専門学校で何年か点字を教えながら、そのことは感じていた。

今年度は学生が数人ということで、点字に興味を持ってくれるかどうか、ちゃんと間が持つかどうか、とても不安だった。
私もそれほど社交的なほうではないし、雑談を続けるのも得意ではない。

しかし、それは取り越し苦労だった。
私自身と学生たちの自己紹介だけで30分くらいかかってしまうほど話が弾んだ。
1回目の授業では、点字で自分の名前や簡単な文章などを書いてもらったのだが、その最中の学生たちのやりとりが絶妙で、協力し合っているようでもあり、足を引っ張り合っているみたいでもあり、なんとも楽しい。私もその中に入ってエネルギーをいただいた。
福祉施設や介護施設などで働くうえで、利用者さんと適当に話しながら場の空気を和ませる技術は必須だと思う。
日ごろからしゃべっていれば、ちょっとした誤解から諍いが起きたり、セクハラっぽいことをいきなり言われたりするのも防げそうだ。
こういう気さくな若い人たちは本当に頼もしい。


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