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ウェブのアクセシビリティとユーザビリティ [Webアクセシビリティ]

日経BPコンサルティングによる「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2009/2010」についての記事を読んだ。
 http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/uni091222.html
この調査は、全国165の大学のウェブサイトを対象に、調査員が実際にサイトを閲覧して全64項目に従ってユーザビリティ(使い勝手)をチェックしたものだそうだ。
64の調査項目は以下の7つのカテゴリ(診断軸)に分けられる。

  • トップページのユーザビリティ
  • サイト全体のユーザビリティ
  • メインコンテンツへのアクセス
  • アクセシビリティ
  • ブランディング
  • インタラクティブ
  • プライバシーポリシー

上記のカテゴリのうち今回の調査から新たに追加された「ブランディング」は、Webサイトをブランドメッセージのサポート媒体として、有効に働かせているかどうかを評価するカテゴリだという。
また、「アクセシビリティ」は、視覚障害者を中心に誰にでもサイトが使いやすいかどうかを評価するカテゴリとして、やはり福祉的な意味合いが強いように感じられた。

ウェブサイトのアクセシビリティが確保されているかどうかと、そうした配慮が行かせるユーザーエージェントが整っているかどうか、そして、ユーザーがソフトの機能を知って使いこなしているかどうかは、それぞれ別々の問題ではある。しかし、特に視覚障害者のウェブサイトの利用を進めるうえでは、それらはもっと組み合わせて考えていった方が相乗効果も期待できるように思う。


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コメント 1

清沢友加

ウェブサイトのユーザビリティに関連して読んでみたい1冊です。
安井 秀行 (著) NPO団体 アスコエ 「自治体Webサイトはなぜ使いにくいのか? ~“ユニバーサルメニュー”による電子自治体・電子政府の新しい情報発信~」
 http://book.jiji.com/books/publish/p/v/357

by 清沢友加 (2010-01-12 21:13) 

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