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『のだめカンタービレ最終楽章 後編』 [日記]

笑えるし泣ける映画でした。今の私にはとても効きました。

「自分にはチアキと Rui がやった演奏以上のものなんてできない」と、のだめがミルヒー(シュトレーゼマン)に訴えていた場面では、私はのだめに共感して、映画館で他の人たちもいたのに、かなり泣いてしまいました。

のだめのように育てたり磨いたりすれば素晴らしい成長を遂げる人はたくさんいるのかもしれません。
課題はやってこないのに「コンクールに出たい」と主張するのだめを残して部屋を出ていったオクレール先生もつらそうに見えました。
私もギターの練習を続けなきゃ。

チアキがのだめとの日々を回想する場面や、チアキがパリの街の中を走っていくシーンでは、人と人との関係は決して一方的なのではなくて、互いに影響し合っているのだと思いました。
ミルヒーと共演したコンサートでの紫色のシルクドレスに身を包んだのだめ、チアキと共演していた際ののだめの笑顔が印象的でした。私も、のだめみたいに輝きたい。そのためには自分にとって大切なのは何かを見極めなければ、現在と未来にもっと目を向けてみよう・・・。そんなことを考えながら観ていました。
過去には戻れない。それは厳然とした事実なのだから。

世界的に有名な指揮者のシュトレーゼマンは、「最高の演奏をして、次はそれを越えるものを目指す。その繰り返しなのだ」と、映画の中で言っていました。演奏以外でも同じではないでしょうか。

今回も音声ガイドのおかげで、のだめがラップの上にご飯となっとうとオムレツを乗せて包んだお弁当を持って急いで出かけていった様子とか、いっぱい書き込みのある楽譜がおいてあるのとか、フランスパンでチアキにのだめが叩かれるシーンとかまでわかって嬉しかったです。

シティ・ライツは、目の不自由な人もそうでない人も、ともに映画を楽しもうという団体です。
音声ガイド付きの映画鑑賞会や上映会には会員以外の方もご参加いただけます。目の見える方々も歓迎です。
今後の活動予定につきましてはシティ・ライツのブログをご覧いただければ幸いです。


タグ:映画
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