SSブログ

ブレイルメモ(BM16)のチェックとバックアップ [点字ディスプレイ]

先日、点字電子手帳「ブレイルメモ」の中身をバックアップする必要に迫られ、ケージーエス株式会社のサイトから「BMシリーズ機器用ユーティリティ」の最新版をダウンロードしてやってみました。 私はよほど BM16と縁があるらしいです。

急いでいたので、パソコンとブレイルメモを接続した際にどのポートが使われているか自動的に検出できる BMTERM の機能がありがたかったです。
これまで、パソコンとブレイルメモをつないで文書の送受信はしていましたが、バックアップとリストアは初めてでした。思ったよりスムーズにできました。

その時は、ブレイルメモのスイッチを入れた途端に「警告:記憶領域に○個(200個くらい)のエラーがあります。今すぐ初期化しますか(Yes / No)?」といった、あまり嬉しくないメッセージが表示されてビックリしました。
初期化すると保存してあるデータはすべて消えてしまいます。それはちょっと困ると思い「No」を選ぶと、いつものようにブレイルメモのメニューが出ました。
でも、いくつかのメニューには無効になっていることを意味する「めめ」という印が付いてました。

私はブレイルメモのメニューから「セルフテスト」を選んで「メモリー・チェック」をしてみました。
メモリー・チェックを始めると間もなく「警告:○個(200個以上)の破損文書が見つかりました。使用を中止し、データをバックアップしてください。今すぐ破損文書を削除してチェックを続けますか(Yes / No)?」というメッセージが表示されました。
そのあと私はブレイルメモの中身をバックアップしてから初期化したのでした。
セルフテストについては、ブレイルメモ(BM16)ユーザーズ・マニュアル 第7巻の「第11章 セルフテスト」の部分に詳しい説明があります。

とりあえず、データも失わないで済んだし、ブレイルメモの調子も直ってホッとしました。

ところで、最近の BMシリーズ機器用ユーティリティに追加されている「BookTerm」も便利そうです。
これは、サピエ図書館にある点字データを簡単な操作でダウンロードして読めるものです。

以下はこのブログ内の関連記事です。
  BM16についてのメモ
  サピエ図書館とネットプレクストーク・プロ


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

清沢友加

ブレイルメモとパソコンを接続して通信する際の通信速度は BMTERM と ブレイルメモの両方で同じ速度に設定しておかなければなりません。
ブレイルメモの設定を特に変えていなければ9600bpsでいいみたいです。
ブレイルメモのほうではメインメニューから「6 各種設定」 → 「5 一般の通信条件の設定」を選んで確認したり変更したりできます。
詳しくは、ブレイルメモ(BM16)ユーザーズ・マニュアル 第5巻(外部機器との接続編) 「第8章 通信機能」のところに書かれています。
通信速度の選択については BMシリーズ機器用ユーティリティ、BMTERM のマニュアルにも説明があります。

by 清沢友加 (2010-12-24 19:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。