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iPad 体験会に潜入?! [日記]

先日、「日本ライトハウス展~全国ロービジョンフェア2013」に行ってきました。
その中で、画面の見えない人や見えにくい人を対象とした iPad 体験会がありました。私も、画面の見えない人たちのほうに参加してきました。定員10名のところ9名参加されていました。
講師は品川博之さんでした。 「見えなくても使える iPhone」を執筆された方です。
 http://info.iccb.jp/voiceover/
この iPad 体験会は、参加者を飽きさせることなく、疲れさせない内容でした。講師の他にサポートしてくれる方々も何人かいて、いつでも気軽に質問できたのもよかったです。

講師の品川さんが楽しそうに教えていらっしゃるのを見て、いい具合に私も肩の力が抜けました。私は ICT 機器のインストラクターなのですが、タブレットの使い方を教えるのにはまだ慣れていなくて、「操作がスムーズにいかなかったらどうしよう」とか「次はどんな質問をされるんだろう」とか思って、いつもドキドキしていました。
やはり、タブレットの体験会では、基本的なジェスチャーをいくつか練習して、画面上にあるものを確認したあと、音楽やラジオの再生など、操作結果がすぐにわかるものから試してみるのがよさそうです。
VoiceOver がオンになっている状態では、画面上に触れると、指の下にあるアイコンを合成音声で読み上げます。ただ、iPad などの大きめのタブレットでは、画面のどのあたりを触っているのか分からなくなってしまう場合もあります。そんなときは1本の指で右フリックや左フリックするジェスチャーで一つひとつアイコンを選ぶこともできます。また、2本指で上フリックすると画面上に表示されているものを全部読み上げます。そして、2本指で1回タップすると一時停止します。
VoiceOver の操作は一般的なタッチ操作とは違うのですが、iOS 7になってから、(VoiceOver がオンになっている状態で)4本指でダブルタップするだけで VoiceOver のジェスチャーを練習できるモードを始められるようになりました。 このモードに入っていろいろなジェスチャーをやってみると、そのジェスチャーの名前と説明を読み上げてくれます。 もう一度4本指でダブルタップすると、このモードから抜けられます。
VoiceOver のジェスチャーについて詳しくは 日本ライトハウス情報文化センターの情報機器関係資料にある「ボイスオーバー使用時のジェスチャー一覧」などをお読みいただければ幸いです。
 http://www.iccb.jp/salon/ref/
一方、自分の声で iPad に話しかけると答えが返ってくる Siri も実演や体験に適していると思いました。
参加された方々は初めて触る iPad に夢中の様子で、会場は大変盛り上がっていました。


タグ:VoiceOver
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清沢友加

日本ライトハウス情報文化センターの情報機器関係資料に「ボイスオーバー使用時のジェスチャー一覧(Excel版)」と「iPad体験会配布資料(PDF版)」が追加されたようです。
 http://www.iccb.jp/salon/ref/

by 清沢友加 (2013-10-17 16:48) 

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