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一気に読み終えました [日記]

2月の初め頃、東洋医学概論の授業中に、温厚で冷静で家庭的な雰囲気のA先生(50歳代の男性)が『殉愛』(百田尚樹 著、幻冬舎)を読んで感動して涙したと話されていたので、私もなんとなく読み始めてみたら引き込まれてしまいました。
歌手で、関西のテレビ界では視聴率王だった、やしきたかじんさんが30歳くらい年下の女性と結婚し、闘病中のたかじんさんを奥様が献身的に看病して尽し倒した話です。
「こんなことって、あるんだ!」と、読み進むうちに何回も思いました。

私は途中「これって危ない共依存じゃないか」という気もしたけれど、自分が必要とされているという確信がなければあれだけ尽せませんよね。
エピローグにも書かれていましたが、たかじんさんは「愛」を知ることができて幸せだったと思うし、愛する人と短くても濃密な時間を一緒に過ごせた奥様も幸せだったのではないでしょうか。
たかじんさんは、人間関係や仕事上で好ましくない事が起きると体調が悪くなったり、病状が進むと気分的にも落ち込んだりする様子が書かれており、心と体はやはり連動しているのがわかりました。
さらに、私のクラスメイトのBさん(実直そうな男性)とCさん(穏やかで包容力のある女性)もこの本を読み始めたのには驚きました。
「競馬で一度に300万円賭けたなんてすごい!」、「男性と女性で感想が分かれそう」、「大変な状況のときも漫才みたいなやりとりで笑った」など、とにかく話が盛り上がりました。このところ、勉強が難しいとか実技がうまくできないとか、そういう話題になりがちだったので、なんだか救われました。
その後『百田尚樹『殉愛』の真実』という本も宝島社から出版されたらしいです。
現在私が読んでいるのは、百田尚樹 著『海賊とよばれた男』です。


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