拾翠亭を拝見しました。 [日記]
9月25日、庭いこいこの拾翠亭の鑑賞会に参加しました。
拾翠亭は京都御苑内にある江戸後期の建物で、緑の植物を拾い集めるという意味があるそうです。
縁台から庭園を眺めながら、心地よい風や鳥の声、植物のにおいなどをゆっくりと感じることができました。庭園には九条池が広がっていました。
おいしい煎茶と和菓子もいただきました。煎茶の1煎目と2煎目の味の違いも私にとっては新鮮でした。
造園のお仕事をなさっている方が建物や庭園の構造について分かりやすく解説してくださって勉強になりました。石やコケにもさまざまな種類があるのですね。
庭を造る際には他の人の屋敷から譲り受けた石が使われることもあるらしいです。玄関前におかれている石は一度火事で焼けたものかもしれないと聞いて驚きました。
縁台のそばに植えられているサルスベリ(百日紅)の木が、庭を眺める際に遠近感を出していることなど、大変興味深いと思いました。
拾翠亭の2階の部屋も見せていただき、床の間の柱や窓の格子にもこだわりが感じられました。
お茶室や待合にも入ってみました。広さや天井の高さなどがわかりました。
このところ、私はいつも何かに追われているような毎日だったので、心が落ち着く有意義なひと時でした。
庭いこいこの Facebook
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2016-10-02 20:37
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