家でゆっくり過ごす休日 [日記]
休日のランチにはガーリックスパゲッティを作って食べることが多い。最初はペペロンチーニだったのだが、横着な私は、ついでに野菜を加えるようになった。キャベツ、たまねぎ、ピーマン、エリンギ、ベーコンなどを入れて作る。それを食べながらビールを飲みつつ、ぼんやりと思いを巡らす。
このあいだ、昼間の2時間ドラマに出ていた真野あずささんは素敵だった。私も、憧れの真野あずささんや永作博美さんみたいに、適役で持ち味を十二分に発揮できるようになりたい。
真野さんがヒロインを演じることにより、いかにもフィクションの少し安っぽい話なのに現実感が伝わってくる。
そのドラマの中で真野さんは、無罪判決を勝ち取ることで有名な弁護士だった。しかし、あるとき、本当は有罪の被告を無罪判決により釈放させてしまう。自由になった元被告の男は、誠実そうな男性に執拗に借金を取り立てて自殺に追い込み、その男性の妻をレイプする。
真野あずさ扮する弁護士は償いと正義と復讐のために、自分が無罪にした男を殺す。彼女は共犯者とともに周到にアリバイを用意したつもりが、三流のカメラマンふうの男に小さな証拠をつかまれて、ゆすられる。彼女はその男を事故死させる。
容疑者となった彼女は、裁判でどうにか無罪になったものの弁護士として法廷に立つことはもうできないと、ニューヨークへ行こうとする。空港で、彼女を見送りにきた地味な刑事が「もう一度、さえき(ゆすり屋の男)のことを調べてみますよ。何かがわかってくるかもしれない。」と告げるところが意味深でよかった。玉虫色の結末だからこそ、あり得そうで気に入った。
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