その場に応じて思いのまま! JAWSオプションの調整 [パソコン利用]
今回は Windows上で動くスクリーンリーダーの一つである JAWS の設定についてです。
Insert+Vキーで開く「JAWSオプションの調整」ダイアログでは、JAWS の読み上げに関する設定を一時的に変えることができます。
これらの設定は、ウィンドウを切り替えたりプログラムを終了したりパソコンを再起動したりすると、自動的に元の状態に戻ります。
私はパソコンで作業をしながら「JAWSオプションの調整」ダイアログで設定をたびたび変更し、仕事が終わるころにはどの設定をどういう風にしたのか忘れてしまうこともあります。
ですから、毎回きっちりと最初の状態に直さなくてもいいのは助かります。
一方、JAWS の設定でずっと有効にしておきたいものは「コンフィグ マネージャ」で設定します。
「コンフィグ マネージャ」については以前に書いた「はじめての JAWS」という記事で少し触れました。
「JAWSオプションの調整」ダイアログにはたくさんの設定項目があります。項目の名前だけではよくわからない場合もあるかと思います。
上向きまたは下向きの矢印キーで項目を選んで Tabキーを押すと、読み取り専用エディットに書かれている説明が読み上げられます。
説明は数行にわたっていることもありますから下矢印キーを押して聞いていきます。
また、Tabキーを押して「ツリービウーを展開」のチェックを Spaceキーではずすと、JAWSオプションの調整ダイアログのツリービューにある細かい項目はしまわれ、グループごとの表示になります。
「JAWSオプションの調整」ダイアログにある設定項目は各プログラムによって少しずつ異なります。
たとえば、Word には Word の Excel には Excel の設定項目があるのです。
InternetExplorer や Word などのプログラムのウィンドウをアクティブにしておいて Insert+Vキーを押すと、そのプログラム用の「JAWSオプションの調整」ダイアログが開きます。
JAWS のヘルプでは「JAWS を使う」の中の「JAWSオプションの調整」のところに大まかな解説があります。
さらに、「JAWS 読み上げ対応アプリケーション」の中の各アプリケーションに関する部分にも記載があります。
JAWS にはさまざまな設定方法があり、それらは「JAWSマネージャ」にまとめられています。
Insert+F2キーで「JAWSマネージャ」を呼び出し「JAWSオプションの調整」ダイアログや「コンフィグ マネージャ」などの設定ウィンドウをそこから開くことができます。
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