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また違った味わいの村上作品 [日記]

今月から NHKラジオ第2放送で始まった「英語で読む村上春樹」を聞いています。
 https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/yomu/
教材となっている『象の消滅』という短編はおもしろいです。英訳された内容から、日本と外国との文化的な違いも伝わってきて興味深いです。

村上春樹の小説はいっぱい読みました。
私は『ねじまき鳥クロニクル』に代表されるような変わった話が好きです。不思議な物語が唐突に始まって、するすると展開するのがいいです。
やはり、翻訳者は、その言語を使っている読者にとって分かりやすい内容にするという編集者のような役割も担っているのだそうです。英語版の村上作品は、より整然とした文章になっているみたいです。
これからも番組を聞き続けたいと思います。


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コメント 2

清沢友加

第3回の放送では和製英語についても触れられていました。
日本語で書かれた村上春樹の小説『象の消滅』の中に「シンボル」や「メリット」といったカタカナ英語が出てくるのですが、それらを英語にするときは、「シンボル」は「mascot」、「メリット」は「advantage」と訳した方がニュアンスが伝わりやすいかもしれないとのこと。なるほど。

by 清沢友加 (2013-05-01 22:02) 

清沢友加

英語圏では、日本でいう「持ちつ持たれつ」という状況はわかりにくいらしいです。
そして、他人に何かを薦める際に「そう悪くない」とか「つまらないものですが」とかいう言葉を添えることもないそうです。
私は妙に納得しました。

by 清沢友加 (2013-07-17 16:36) 

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