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小児鍼を体験してきました [健康]

2014年11月、京都 asu の会と全日本鍼灸マッサージ師協会の主催で開かれた、小児鍼の勉強会に参加しました。
講師は、名古屋にある治療院で小児鍼による施術をなさっている先生でした。
小児鍼は、主に乳幼児から小学生くらいまでの子供を対象としており、皮膚に刺さない鍼を使用し、自然治癒力を活性化させて自分の力で病気を治していこうとする治療法です。
夜泣や夜尿症、小児喘息、アトピー性皮膚炎などに効果があるそうです。食欲不振や便秘にも良いみたいです。

やはり、子供を怖がらせないように優しく声をかける、白衣でない服装で治療にあたるなどの工夫をしているとのことでした。
症状の原因について調べたり、症状の変化を確かめたりするために、問診は時間をかけて丁寧に行っているそうです。親御さんとの信頼関係も大切です。
講義を聞いてから、私たちも実際にディスポーザブル(使い捨て)の小児鍼を用いて、先生に教えていただきながら施術の練習をしてみました。
子供の年齢によって刺激量を調節するのが大事だそうです。 例えば、乳児の場合は静かな水面にそっと触れるような感じ、幼児なら絹ごし豆腐に触れるようなイメージ、小学生だったら木綿豆腐に触れるようにします。
刺激量が多すぎても少なすぎてもいけないということでした。
治療には背中にある経穴などを用いるそうです。
また、肘の裏側の外側に「曲池(きょくち)」というツボがあります。曲池は、大腸経の経穴で、肘を深く曲げ、肘窩横紋の外端の陥凹部に取ります。肘窩横紋とは、肘を曲げたときに肘の裏側にできるしわです。
曲池から前腕にかけてをスプーンの裏側の丸くなっている部分でなでるだけでもアトピー性皮膚炎に効くみたいなので、私もやってみようと思いました。
副作用の心配が少ないのもいいですね。


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