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言いたいこと、よくわかるよ。 [日記]

有限会社ユニバーサルワークスのアクセシビリティコラム 第123回「アクセシビリティとデリケートな感じ」を読みました。
 http://www.u-works.co.jp/column/column123.php
このコラムの筆者の方が書いておられるように、目が見えないために周りの人たちに何かお願いして手伝っていただくときに、その理由を説明せざるを得なかった場合とか、遠慮しながら頼んでいるのに不満を言われたりすることとかはありますね。
いつだったか、スーパーで私が買いたいものを探すのを店員さんに手伝ってもらえるようにお願いしたところ「なんでこんな混んでる時に来たんだ」と迷惑そうにされた。私はいつも比較的空いている時間を狙ってそのスーパーに行っていたのだが、その日だけ少し遅くなってしまった。その店員さんとは顔見知りだったし、悪気がないのはわかっていたから、めげないけどね。
また、「建物や風景が見えないのにお寺や神社に行って楽しいの?」と聞かれたり、「見えないから写真には興味がないでしょう」と決めつけられたりすることも多い。実際には違うのに。

それに、大げさかもしれないが、障害がある状態ではプライバシーを確保しながら生きていくのに苦労する。
自分のマイナンバーが通知された書類すら私には読めなかったのだ。
下着を買ったり産婦人科の病院にかかったりするのも、一人でこっそり行きたくてもできず、恥ずかしいけど他人に付き添ってもらわなければならない。パンツの色やブラジャーのサイズなんて親しい人にもあまり知られたくないよね(苦笑)。
このあいだ、健康診断を受けたときは、私の健康診断書に記載される内容をお医者さんが私に丁寧に伝えてくれて助かった。あとで読み返すことが私には難しいから。
さまざまな分野でアクセシビリティが高まれば、目が見えなくても自力でできることがもっと増えて、障害があるために受けるストレスが少なくなると思う。
例えばネットショッピングが手軽にできるようになってきたおかげで、私も選択の幅がだいぶ広がった。食べ物とかデジタル機器とかを自分のペースでゆっくり選べて嬉しい。買い物はガイドヘルパーさんにもよく手伝っていただいている。
外食するとき、メニューを前もってネットで調べられるのも便利だ。
目の見えない友達同士数人で居酒屋に行ったら、店員さんがメニューを読んでくれたり料理を取り分けてくれたりしてありがたかった。
外を歩くときは点字ブロックやスマホのナビアプリを使っている。
銀行や病院を利用する際には入り口付近に案内の方がいてくださるので助かる。
アクセシビリティの向上は特に障害者や高齢者の生活の質を良くしていると、私は実感を持って言える。


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