『クワイエットルームにようこそ』 [日記]
松尾スズキ監督の映画『クワイエットルームにようこそ』を観ました。
シネマデイジー版がサピエ図書館にあります。
出演は内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、ほか。
忙しいのと充実しているのは違う。ときには静かに自分の気持ちを整理する時間も必要なのだろう。
クワイエットルームの窓から見えていた満月と流れる雲が印象的だった。
20代半ばくらいの(入院する前の)ヒロインは、「つまらない」とか「おもしろくない」とか何度も言っていた。「おもしろい」ことにしか価値を見出せなかったようだ。
私の場合は年齢を重ねるうちに、おもしろいこと(関心を持てること)が増えてきたのは幸いだった。特に最近は自分で何かを作ったり身体を動かしたりする他に、さまざまな活動を手伝ったり応援したりする楽しみも加わった。
個室に入院していた若い女の子がジグソーパズルを作るのをヒロインたちが手助けするシーンや、患者たちが集まって合唱する場面もあった。
人は孤独なのかもしれないけれど、ちょっとでも余裕があれば互いを思いやり、協力し合うこともできるような気がする。
タグ:映画
2020-05-10 18:28
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