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写真展に行ってきました [日記]

 昨日、プロの写真家である管洋志(すが ひろし)さんの指導の下に、盲学校の子供たちが撮影した写真の展示会を見てきました。
やはり、人の顔が途中で切れている写真や、狙ったもの以外のものまで入っている写真はありましたが、ほとんどの写真がぶれていなかったのには驚きました。デジタルカメラの性能が良くなっているのと、子どもたちがだいぶ練習したのかなと思いました。

 目が不自由でも、自分の好きな人や物を楽しみながら撮影した様子が伝わってきました。私も、どんな写真なのかを一緒にいた方に説明していただいたり、写真に添えられた点字の解説を読んだりしながら鑑賞しました。

 この写真展は来月20日過ぎまでやっています。ご興味のある方はご覧になってください。

●会期:2007年7月3日(火)~8月26日(日)<月曜日は休館です>
●時間:午前10時~午後5時

●場所:横浜の日本新聞博物館2階入り口手前のゾーン
 みなとみらい線 日本大通り駅下車

入場は無料です。

写真家の管洋志(すが ひろし)さんのサイト(http://www.debochan.com)に、この写真展に関する詳しい情報があります。


 夕方からは「点字学習を支援する会」のパーティーで、15人くらい集まりました。
点字、漢字、視覚障害児教育などに造詣の深い方々をはじめ、コピー機等の事務用機器のアクセシビリティに何年も前から取り組んでいらした方、本の出版のために必要な助成金の申請に奔走してくださっている方など、私にとっては錚々たるメンバーに感じられました。

一人ずつ自己紹介をしながら、横浜市立盲特別支援学校の道村先生が、各メンバーの活動について詳しく説明して感謝の言葉をかけていらしたので、とても感動しました。
私のように視覚に障害のある当事者もお仲間に入れていただいているのも嬉しいことです。これから少しでもお役に立てればと思っております。

 初めてお会いする方々ばかりでしたし、ホテルのレストランでのバイキング形式の食事も久しぶりで、私はかなり緊張していたのですが、皆さん気さくに話しかけてくださって、必要なときにはさりげなく手を貸してくださって、ありがたかったです。本当に興味深いお話をたくさん聞かせていただいて有意義なひと時でした。

 今回、小学1年生からの視覚障害者の漢字学習の本を編集・発行するために何人もの方々が貴重なお時間と労力を割いてくださっているのを知り、頭が下がる思いでした。私も心を入れ替えて少しずつでも漢字の勉強を続けていこうという気持ちになりました。

 私は、視覚障害者の漢字学習の本は小学1年生のものから4年生のものまで全部持っていますが、正直に言うと、小学3年生のあたりから、ついていけなくなっていたのでした(トホホ)。でも諦めません。頑張ります!

 明日、横浜市立盲特別支援学校の子どもたちと先生のドキュメント「ことば あふれ出る教室」が再放送されます。
7月16日(月曜日)の午前9時35分から30分間です。
皆様ぜひご覧になってください。


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yuki

写真展!素敵。友加さんも今度、撮ってみませんか?
私の夫が大喜びして、一緒に撮ろうと言うと思います。
菅さんとおっしゃる方、素敵ですね。私もどうやって写真を撮るのか、ぜひお聞きしてみたいです。
by yuki (2007-07-18 14:46) 

清沢友加

yukiさん、こんにちは。
あっ、yukiさんのご主人はカメラマンなのですよね。
私はまだデジタルカメラには触ったこともありません。でも、見えなくても写真を撮るのは面白そうだなと、この写真展に行って感じました。
by 清沢友加 (2007-07-19 22:51) 

通行人

この写真展は好評で渋谷でも開催されるようです。9/19午後6時からこども達と写真家の管さんのトークショーも入場無料だそうです。横浜を見逃した方はぜひ!
http://www.1by1.jp/afan/afan_recruit.html
by 通行人 (2007-09-14 18:16) 

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