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身体を温めて健康になりましょう。 [健康]

11月22日(日)、京都 ASU の会主催で開かれた不妊症についてのセミナーに参加しました。
第1部は布ナプキンからのアプローチで、講師は看護師の先生でした。 第2部は鍼灸治療からのアプローチで、講師は鍼灸師の先生でした。
布ナプキンの利用法をはじめ、妊娠が成立する仕組みや不妊症の鍼灸治療の実際について詳しいお話を聞かせていただき、大変勉強になりました。
不妊症の定義は、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年間妊娠しない場合です。
現在、晩婚化やライフスタイルの変化、不妊症についての誤った知識などにより、不妊症は増加しています。
「自然に妊娠したい、薬はなるべく使いたくない」といった理由から、病院での西洋医学的な不妊治療と併用して鍼灸治療を受けられる人も多いそうです。

まず、日ごろから十分な睡眠とバランスのとれた和食中心の食事で身体を温め、妊娠しやすい健康な身体を作ることが望ましいです。
平熱は36.5度くらいが理想的です。がん細胞が一番増殖しやすいのは35度前後ですし、体温はやや高いほうが良さそうです。
お風呂ではちゃんと湯船につかる、エアコンを使いすぎない、なるべく歩くようにする等も、身体を温めるのに有効です。 添加物の多いものを食べたり、鼻や皮膚などから化学物質を吸い込んだり、ストレスにさらされたりするのも避けたいものです。パソコンやスマートフォンの液晶画面も長い時間見続けない方がいいみたいです。
市販の生理用使い捨てナプキンには高分子吸収体や漂白剤などの化学物質が使われており、これらは皮膚のかゆみや身体の冷えを招きやすいです。 前腕の内側の皮膚の吸収率を1とすると、陰部の皮膚の吸収率は43倍だそうです。
布ナプキンにすることで、生理期間が安定する、体調がよくなる、生理痛が改善するといったメリットもあります。 市販のナプキンも使いながら少しずつ布ナプキンを試してみるのもおすすめです。
一方、鍼灸治療では、冷えを改善したり、骨盤内の血流を良くしたり、自律神経機能を整えたりする効果が期待できます。 当日は、不妊症の治療穴や具体的な症例も紹介されており、大変興味深く聞かせていただきました。基礎体温表の見方や月経と女性ホルモンとの関連についても改めて勉強し直すことができました。講師の先生も話されていましたが、患者さんのお話を丁寧にうかがいながら全身的な治療ができるのが鍼灸の利点だと思いました。
以下は関連情報のリンクです。


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