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点図を作るソフトの話 [日記]

先日、日本点字図書館のオープンオフィスで、本間一夫文化賞を受賞された藤野稔寛さんの講演を聞いてきました。
点字・点図編集ソフト「エーデル」を開発し、点訳ボランティアさんたちの要望に応えてさまざまな機能を実装していった様子が伝わってきました。
私も学生時代から点図を触って漢字の形や図形を理解することができました。

エーデルで描いた図形を拡大する際に点図を構成する各点の間の距離も広がってしまわないように工夫したこと、四角形の部分のみならず複雑な多角形の領域も選択してコピーできるようにした経緯など、興味深い内容でした。
より分かりやすい点図を作るための基準が必要という話しも、もっともだと思いました。
今は「Tenka」という自動点図化ソフトで、画像ファイルから点図を作ることもできるそうです。
藤野稔寛さんのホームページにはエーデルや Tenka の紹介などがあり、開発履歴も少し書かれています。
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~EDEL-plus/Osirase.html
藤野さんは現在、エーデルで作った点図ファイルや触れる楽譜を3Dプリンタで印刷するソフトを開発しておられるそうです。
以下は関連情報です。
「第14回「本間一夫文化賞」受賞者を発表」(日本点字図書館 プレスリリース)
 https://www.nittento.or.jp/press/pr171007_14thHonma.html


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