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「シェイプ・オブ・ウォーター」 [日記]

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきました。
俳優でバリアフリー活弁士の檀鼓太郎さんによる音声解説のおかげで大変楽しめました。
鑑賞会を企画してくださったシティライツのめーたんさんと大輔さんにも感謝しています。
檀さんの音声解説は上映の少し前から始まり、両生類の彼はどんな姿をしているのか、ヒロインのイライザは深夜に研究所の掃除をしているといったことがよく分かりました。
両生類の彼は2足歩行ができ、体は全体的に緑色で、お腹のあたりは少し色が薄くなっています。亀のような頭で、上瞼と下瞼の他に左右にも瞼があります。耳の後ろから首にかけては鰓、後頭部~背中と前腕に鰭があります。手の指は4本で、指の間に水かきを持ち、爪も立派です。

なんだか期待以上にロマンティックな映画で、私もまた恋をしてみたくなった。
「あなたと私は一緒」という意味の手話が印象的だった。
両生類の彼もカッコよかった。つるんとした頭には私も触ってみたい。
一方、失敗が許されず、自分でもそれを認めることができない人生を歩んできたストリックランドの「いつまでまともな男であり続けなければいけないのですか」というセリフも悲痛に聞こえた。
この作品はマイノリティーの心に染みる内容だった。
イライザの首にある3本の傷跡のように、引け目を感じていた自分の特性が意味を持ち始める瞬間はあるよね。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」でも3月17日のムービーウォッチメンのコーナーで『シェイプ・オブ・ウォーター』が紹介されていました。ラジオクラウドで聴けます。
 https://radiocloud.jp/archive/utamaru
「シェイプ・オブ・ウォーター」が描く抑圧と解放 モンスターの一撃は何を救済したか? - ねとらぼ
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/21/news014.html
この記事の分析も、なるほどと思いました。


タグ:映画
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